婚活をしている女性から、よく聞く言葉があります。
「いい人なんですけどね……」
「条件も悪くないし、優しい方なんです」
「でも、この人!と思える決め手がなくて」
うーん、わかります。
結婚は人生の大きな選択。
だからこそ、簡単には決められないですよね。
でも、ちょっと考えてみてほしいんです。
あなたが思っている『この人!』の決定打って、どんなものでしょうか?
ドキドキすることが決定打?
もちろん、会った瞬間に惹かれることもあります。
一緒にいると楽しい。
会える日が待ち遠しい。
もっと話したい、もっと一緒にいたい。
そんな気持ちは大切です。
ただ、結婚相手を探す婚活では、最初から強い恋愛感情が生まれるとは限りません。
何度か会ううちに安心感が生まれたり、相手の優しさに気づいたり、少しずつ気持ちが動いていくこともあります。
最初のドキドキだけで判断してしまうと、これから育つかもしれないご縁を見逃してしまうこともあるんです。
一緒にいる自分が好きになれるか?
私が大切にしてほしいと思うのは、ここです。
お相手と一緒にいるときの自分を振り返ってみてください。
!無理に話を合わせていませんか?
!相手の顔色ばかり気にしていませんか?
!自分の意見や気持ちを自然に伝えられますか?
!沈黙になっても、必要以上に焦りませんか?
!また会いたいと思える自分がいますか?
お相手がどんな人なのかを見ることも大切ですが、その人といるとき、自分がどんな気持ちで過ごせているかも大切な判断材料です。
結婚生活は、特別なイベントの連続ではありません。
何気ない日常を一緒に過ごしていくものですからね。
「この人!」は、相手の行動の中にあるかもしれない
例えば……
あなたの話を覚えていてくれる。
小さな変化に気づいてくれる。
意見が違っても、きちんと話し合おうとしてくれる。
自分の都合だけでなく、あなたの気持ちも考えてくれる。
こうした何気ない行動の積み重ねに、信頼や愛情を感じることがあります。
大きなサプライズや、特別な言葉がなくてもいいんです。
むしろ、日常の小さな場面にこそ、その人らしさが表れるもの。
「この人となら、困ったときも一緒に考えていけそう」
そんな気持ちも、立派な決定打ではないでしょうか。
ただし、「嫌じゃない」だけで決めないで!
ここは、ちょっと厳しめにお伝えしますね。
「嫌なところがないから」
「断る理由が見つからないから」
「相手が気に入ってくれているから」
それだけで交際を続けたり、結婚を決めたりするのは違います。
大切なのは、あなた自身にも前向きな気持ちがあるかどうか。
★もっと知りたい。
★もっと一緒に過ごしたい。
★相手のことを大切にしたい。
★この人に自分のことをもっと知ってほしい。
そんな気持ちが少しずつ育っているか、立ち止まって考えてみてください。
毎回の振返りを覚えてる?
婚活中は、複数の方とお見合いをしたり、プレ交際を並行して進めたりすることもあります。
そんなとき、気をつけてほしいのが、自分の気持ちを曖昧にしないこと。
「この前会った方とは、どんな話をしたんだっけ?」
「あの方といるときは楽しかった?それとも緊張していた?」
「もう一度会いたいと思ったのは、どちらの方だったかな?」
何人かの方とお会いしていると、どうしても記憶が混ざってしまいます。
だからこそ、お見合いやデートの後には、毎回きちんと振返りをして、記録に残しておくことが大切です。
例えば、
今日のお相手のどんなところが印象に残った?
一緒にいて楽しかった?安心できた?
自分らしく話せた?
もっと知りたいと思ったことは?
気になったこと、引っかかったことは?
次も会いたいと思う理由は?
そして、もう一つ大事なのが、前回と今回で自分の気持ちがどう変化したかを見ること。
最初は何とも思わなかったけれど、会うたびに安心感が増しているのか。
反対に、会う回数を重ねても気持ちが動かないのか。
その変化こそが、あなたの本当の気持ちを知るヒントになります。
婚活は、ただ多くの人と会えばいいというものではありません。
一人ひとりと向き合いながら、自分の気持ちを分析していくこと。
その積み重ねが、「この人!」と思えるご縁を見つけるための大切な材料になるんです。
カウンセラーから貴方へ
婚活中は、自分の気持ちが自分でもわからなくなることがあります。
条件を見ているのか、感情を見ているのか。
相手に求めすぎているのか、それとも本当に相性が違うのか。
一人で考えていると、同じところをぐるぐる回ってしまうことも。
そんなときこそ、カウンセラーに話してください。
お相手のことだけでなく、デートでの自分の行動や気持ちも一緒に振り返ってみましょう。
少し俯瞰してみることで、今まで気づかなかったことが見えてくるかもしれません。
「この人!」と思える決定打は、最初から用意されているものではなく、二人で過ごす時間の中で見つかることもあります。
ただし、無理に見つけようとしなくていいんです。
あなたの気持ちも、お相手の気持ちも大切にしながら、一つひとつのご縁と向き合っていきましょう。
「自分の気持ちは、自分が一番わかっている」と思いがちですが、実はそうでもありません。
記録を一緒に見返すことで、本人も気づいていなかった気持ちが見えてくることがあります。
私は、会員様の振返りを大切にしています。
ただ「楽しかった」「普通だった」「よくわからなかった」で終わらせず、その中身を一緒に整理していきたい。
ご縁を見つけるためには、お相手を知ることと同じくらい、自分の気持ちを知ることが大切です。

