結婚相談所のプレ交際。
何度かデートを重ねて、連絡も取れている。
「次のデートも決まっているし、順調そうだな」
「彼女も笑顔で話してくれるし、嫌われてはいないだろう」
……ちょっと待った!
その安心感、もしかしたら油断の始まりかもしれません。
実は、プレ交際中の男性に多いのが、順調だと思っていたお相手から突然お断りされるケース。
「えっ、何がいけなかったの?」
そうなる前に、プレ交際中の心構えを考えてみましょう。
プレ交際は、普通の恋愛とは違う!
結婚相談所のプレ交際は、一般的な恋愛における彼氏・彼女の関係とは違います。
プレ交際中は、ほかの方とのお見合いもできますし、複数の方と交際を進めることも可能です。
つまり、お互いに「この人と決めた」段階ではありません。
最初のうちは、恋人どころか、まだお知り合いに近い関係です。
そこから何度か会い、会話を重ね、お互いを知り、少しずつ信頼や好意を育てていく。
それがプレ交際です。
男性側が「もう何度も会っているから大丈夫」と思っていても、女性側はまだ「この人と結婚を考えられるかな?」と見極めている途中かもしれません。
会う回数が増えたことと、気持ちが深まったことは、必ずしも同じではないのです。
女性が笑顔だからといって、安心しない!
デート中、女性が笑顔で話してくれる。
質問にも答えてくれるし、次のデートにも応じてくれる。
それなら、順調なのでは?
もちろん、良い兆しである可能性はあります。
ただし、女性が愛想よく接してくれることと、恋愛感情が育っていることは別の話です。
女性も、お相手を知ろうと努力しているのかもしれませんし、せっかく会うのだから楽しく過ごそうと思っているのかもしれません。
それなのに男性側が安心しきってしまうと、こんなことが起こります。
✔デートの内容を工夫しなくなる
✔自分から話題を広げたり、質問したりしなくなる
✔相手の気持ちを確かめる努力をしなくなる
✔連絡もデートも、いつの間にかマンネリ化する
✔「次も会えるだろう」と思い、関係を深める行動をしなくなる
女性からすれば、会うたびに新しい発見があるわけでもなく、気持ちが盛り上がるきっかけもない。
そして、ある日突然のお断り……。
男性にとっては突然でも、女性の中では少しずつ答えが出ていた、ということもあるのです。
カウンセラーが「お申込みを続けて」と言う理由
プレ交際が始まると、その方とのデートに気持ちが向き、ほかの方へのお申込みが止まってしまう男性がいます。
カウンセラーとしては、プレ交際が順調でも、お申込みは続けてほしいとお伝えしています。
ところが、なかなか行動に移せない方も多いのです。
「今の人と順調だから」
「ほかの人と会う必要はない気がする」
「もう少し、この人との関係を進めてから……」
そのお気持ちもわかります。
でも、今のお相手と真剣交際に進むことが決まったわけではありません。
プレ交際は、お互いが結婚相手として考えられるかを確認している段階です。
一人に気持ちが集中しすぎると、相手の反応ひとつで気持ちが揺れたり、必要以上に期待したりしてしまうこともあります。
だからこそ、カウンセラーは活動全体を見ながら、出会いの機会を確保するようにお伝えしているのです。
もちろん、やみくもに人数を増やせばよいという話ではありません。
目の前のお相手を大切にしながら、活動の選択肢も狭めない。
これが、プレ交際中の大切なバランスです。
じゃあ、どうする? プレ交際中の男性が意識したいこと
では、具体的に何をすればよいのでしょうか。
① デートのたびに、一歩ずつ距離を縮める
ただ会って、食事をして、楽しく話して終わり……では、関係が深まらないこともあります。
前回話した内容を覚えておいて、次に会ったときに聞いてみる。
「この前お話しされていたお仕事の件、その後どうなりました?」
相手が話してくれたことに関心を持ち、覚えていることを伝えるだけでも、会話は変わります。
② 自分のことも、少しずつ伝える
相手を知ろうと質問ばかりしていませんか?
質問することは大切ですが、自分のことを話さなければ、女性もあなたを知ることができません。
仕事への考え方、休日の過ごし方、家族との関係、将来どんな生活を送りたいか。
いきなり深い話をする必要はありません。
会話の流れに合わせて、少しずつ自分を知ってもらいましょう。
③ デートの後は、振り返りをする
「楽しかったです。また会いましょう!」
それだけで終わっていませんか?
自分が楽しかったかだけでなく、相手も楽しめていたかを考えてみましょう。
相手の話をきちんと聞けたか
自分ばかり話していなかったか
相手が興味を持っている話題を広げられたか
次に会うときに話したいことが見つかったか
そして、わからないことはカウンセラーに相談してください。
自分では順調だと思っていても、第三者の視点から見れば、改善できるところがあるかもしれません。
④ 相手の反応だけで判断せず、自分からも行動する
女性が笑顔だから、次も誘ってくれるから……と、相手の反応を待っているだけでは、関係はなかなか進みません。
もちろん、相手の気持ちを無視して一方的に距離を詰めるのはNGです。
相手のペースを尊重しながら、自分から次のデートを提案する、行ってみたい場所を聞く、感謝の気持ちを伝える。
そんな小さな行動を積み重ねていきましょう。
「順調です」と言えるのは、どんなとき?
プレ交際中に大切なのは、デートの回数や連絡の頻度だけで判断しないことです。
お互いのことを少しずつ理解できているか。
以前より自然に話せるようになったか。
相手の考え方や価値観を知ることができたか。
そして、自分も相手も、もう一度会いたいと思えているか。
こうした変化に目を向けてみてください。
ただし、毎回のデートで必ず進展しなければいけないわけではありません。
焦らず、でも何となく過ごさない。
この違いが大切なのです。
カウンセラーからのメッセージ
男性の皆さん、女性が笑顔でいてくれると、ホッとしますよね。
その笑顔は、ぜひ素直に喜んでください。
でも、「笑顔だったから大丈夫!」で終わらせないでほしいのです。
プレ交際は、普通の恋愛とは少し違います。
最初はお知り合い程度の関係から始まり、少しずつお互いを知り、信頼を育てていく時間です。
だからこそ、油断せず、焦りすぎず、相手を知る努力を続けてほしい。
そして、うまくいっていると思うときこそ、カウンセラーにも状況を共有してくださいね。
「今の人とうまくいっています!」という報告も大歓迎です。
ただし、その「うまくいっています!」が、あなたの思い込みではないか……そこは一緒に確認させてください(笑)。
ご縁は、出会っただけでは育ちません。
あなたの大切なご縁が、きちんと実を結ぶように。
迷ったときは、一人で判断せず、いつでも相談してくださいね。

