下の名前で呼んだら、断られました……
先日、こんなお話がありました。
40代の男性会員さん。
お見合いを終え、プレ交際が成立!
ファーストデートに向けてLINEでやり取りをしていたのですが、カウンセラーからのアドバイスもあり、お相手を下の名前で呼んでみたそうです。
ところが……お相手の反応は、あまりよくなかった。
まだファーストデートもしていない段階で、下の名前で呼ばれることに抵抗を感じられたようです。
男性は、カウンセラーのアドバイスを素直に実践しただけ。
でも、ここで考えたいのが「タイミング」です。
下の名前で呼ぶことが、悪いわけではない
お相手との距離を縮めるために、呼び方を変えてみる。
これは、決して悪いことではありません。
何度かデートを重ねて、お互いに打ち解けてきた頃なら、下の名前で呼ぶことが親しさにつながる場合もあります。
ただし、まだファーストデート前となると、話は少し違います。
お見合いで一度会っただけの相手から、急に下の名前で呼ばれたら……。
「まだ、そんなに親しくなっていないのに」
「ちょっと距離が近すぎるかも」
そう感じる方もいらっしゃいます。
もちろん、下の名前で呼ばれることをうれしく感じる方もいます。
つまり、正解はひとつではないのです。
アドバイスは、タイミングもセットで考える
カウンセラーとして、会員さんには距離を縮めるためのアドバイスをします。
でも、大切なのは、アドバイスをそのまま実行することだけではありません。
「今、このタイミングで大丈夫かな?」
「相手も同じように距離を縮めたいと思っているかな?」
そんなふうに、相手の立場に立って考えることも必要です。
例えば、下の名前で呼びたいなら、ファーストデートで会話が弾んだときに、
「そういえば、下の名前で呼んでもいいですか?」
と聞いてみる。
あるいは、LINEで呼び方の話題になったときに、相手の希望を聞いてみる。
ほんの少しタイミングを意識するだけで、相手の受け取り方も変わるかもしれません。
そして、カウンセラーのアドバイスも、すべての相手に同じように当てはまるわけではありません。
迷ったときは「いつ、どんなふうに実践したらいいですか?」と、具体的に聞いてみるのもおすすめです。
婚活は、マニュアルどおりにはいかない
婚活を頑張っている方ほど、アドバイスを忠実に守ろうとすることがあります。
特に、恋愛経験が少なかったり、久しぶりの交際だったりすると、「言われたとおりにしなければ」と考えてしまうこともあるでしょう。
でも、婚活はテストではありません。
正解をひとつ覚えて、そのとおりに行動すればうまくいく、というものでもないのです。
大切なのは、目の前のお相手をよく見ること。
自分がどうしたいかだけでなく、相手はどう感じるだろうかと想像すること。
そして、うまくいかなかったときには、何が合わなかったのかを振り返り、次のご縁に生かしていくことです。
カウンセラーからひと言
アドバイスを実践したのに、うまくいかなかった。
それは、決して無駄な経験ではありません。
今回のことから学べるのは、下の名前で呼ぶことの是非ではなく、相手との距離感やタイミングを考えることの大切さです。
カウンセラーも、会員さんの行動を一緒に振り返りながら、より具体的なアドバイスができるようにしていきたいと思っています。
婚活は、ひとりで正解を探すものではありません。
アドバイスを受けながら、自分でも考え、相手の反応から学んでいく。
そんな積み重ねが、次のご縁につながっていくのだと思います。

