婚活中の男性とお話ししていると、こんな正反対のタイプの方がいらっしゃいます。
どちらも「お相手に気に入られたい!」という気持ちはあるのですが、その表れ方が違うんです。
「自分の良さを知ってほしい」
「誤解されたくない」
「自分がどんな人間なのか、ちゃんと伝えたい!」
そんな気持ちが強くなると、ついつい話が長くなってしまうことがあります。
仕事のこと、趣味のこと、自分の考え方や過去の経験……。
一生懸命に自分を知ってもらおうとするあまり、気がつけば自分ばかりが話していて、お相手の話を聞く時間がなくなっていた!
なんてことも。
でも、ちょっと考えてみてください。
お見合いや初めてのデートは、自分をプレゼンする場ではありません。
自分のことを知ってもらうのと同じくらい、お相手のことを知ろうとする姿勢が大切なんです。
例えば、自分の趣味について話したら、
「〇〇さんは、休日はどんなふうに過ごすことが多いですか?」
と、お相手にも話を振ってみる。
自分の話をひとつしたら、相手の話もひとつ聞いてみる。
それだけでも、会話の雰囲気はずいぶん変わります。
たくさん話したから自分を理解してもらえるとは限りません。
むしろ、お相手が「この人と話すと楽しいな」「私のことにも興味を持ってくれているな」と感じることが、次につながるのです。
正解を探し過ぎて、固まってしまう男性
一方で、こんな男性もいらっしゃいます。
「何を話せばいいんだろう?」
「こんなことを言ったら変に思われないかな?」
「どんな答えをしたら気に入ってもらえるんだろう?」
頭の中では、いろいろなことを考えているんです。
でも、考えれば考えるほど言葉が出てこない。
沈黙が続いて、ますます焦ってしまう……。
本人は真剣なのに、お相手からすると「私に興味がないのかな?」「一緒にいて楽しくないのかな?」と誤解されてしまうこともあります。
でもね、会話に正解なんてありません。
面白い話をしなくてもいいし、気の利いたことを言わなくてもいいんです。
例えば、
「今日は少し緊張しています。実は何を話そうか、ずっと考えていたんです」
そんなひと言だって、立派な会話の始まりです。
そこから、
「〇〇さんは、お見合いのとき緊張しますか?」
と聞いてみてもいい。
完璧な答えを探すより、今の自分の気持ちを素直に言葉にしてみる。
そのほうが、お互いの緊張がほぐれることだってあるんですよ。
大切なのは、自分を良く見せることよりも……
話し過ぎてしまう男性も、緊張して固まってしまう男性も、根っこにあるのは「気に入られたい」という気持ちなのかもしれません。
その気持ちは、決して悪いことではありません。
ただ、気に入られたい気持ちが強くなり過ぎると、意識が自分のほうばかりに向いてしまいます。
「自分をどう見せるか」
「自分はどう思われているか」
「失敗していないだろうか」
そんなことばかり考えていると、目の前にいるお相手との会話を楽しむ余裕がなくなってしまいます。
婚活で大切なのは、相手に満点をもらうことではありません。
「この人はどんな人なんだろう?」と、お互いに興味を持つこと。
そして、自分も相手も自然体でいられるかどうかを、少しずつ確かめていくことです。
一度の会話ですべてを伝えなくても大丈夫。
今日話せなかったことは、次に会ったときに話せばいいんです。
実際にどうすればいいのでしょう?
例えば、休日の過ごし方について話す場面。
話し過ぎてしまう男性の場合
男性「僕は休日、ドライブに行くことが多いんです。車が好きで、以前は遠くまで出かけていて……」
そこから車の話が続き、気がつけば自分の話だけで時間が過ぎてしまう。
そんなときは、少し話したところで、
男性「ドライブがお好きかどうか分かりませんが、〇〇さんは休日はどんなふうに過ごしていますか?」
と、お相手にバトンを渡してみましょう。
何を話せばいいか分からず、固まってしまう男性の場合
男性「……」
頭の中では、次の話題を一生懸命探しているけれど、何も浮かばない。
そんなときは、難しく考えなくても大丈夫。
男性「休日は何をして過ごすことが多いですか?」
まずは、目の前のお相手に関心を向けてみる。
相手が「カフェに行くことが多いです」と答えてくれたら、
男性「いいですね! 最近、行ってよかったお店はありますか?」
と、相手の答えをきっかけに会話を広げていけばいいんです。
大切なのは、面白い話題を次々に用意することではありません。
相手の答えをきちんと受け止め、そこからもう一歩、話を広げてみること。
会話はひとりでするものではなく、ふたりでするものですからね。
あなたはどちらのタイプ? 婚活会話チェック!
お見合いやデートのあとに、ちょっと振り返ってみましょう。
A:気に入られたい気持ちが先走るタイプ
自分の仕事や趣味について、つい長く話してしまう
自分の良さを知ってもらおうと、一生懸命説明してしまう
相手が話している途中で、自分の話を重ねてしまう
沈黙が怖くて、次々に話題を出してしまう
相手がどんな話をしたか、意外と思い出せない
B:自信がなくて、固まってしまうタイプ
何を話せば正解なのか考え過ぎてしまう
変なことを言って嫌われないか、いつも気になる
相手から質問されても、短い返事だけで終わってしまう
沈黙になると焦るのに、自分から話題を出せない
デートのあと「あのとき、こう話せばよかった」と反省ばかりしてしまう
改善のために、次回ひとつだけ意識してみましょう!
Aタイプの方は、相手に質問をひとつ増やす。
Bタイプの方は、相手の話に感想をひとつ添える。
例えば「そうなんですね」で終わらず、「そうなんですね! 私も行ってみたいです」「それは大変でしたね」など、自分の気持ちを少し言葉にしてみる。
最初から全部を変える必要はありません。
ひとつできたら、次はもうひとつ。
そんな積み重ねが、自然な会話につながっていきます。
カウンセラーからのメッセージ
男性の皆さん、女性に気に入られようと頑張り過ぎていませんか?
自分を知ってもらうことも大切。
お相手を知ろうとすることも大切。
そして、会話が少しぎこちなくても大丈夫です。
大切なのは、上手に話すことよりも、目の前のお相手と向き合おうとする気持ち。
「何を話そう?」と悩んだら、まずは「この人のことを、もう少し知ってみよう!」と思ってみてください。
その小さな意識の変化が、ご縁をつなぐ一歩になるかもしれませんよ

