「距離を縮めるには、具体的に何をすればいいんですか?」
婚活中の方から、こんな質問をいただくことがあります。
LINEを増やす?
電話をする?
できるだけ会う回数を増やす?
もちろん、どれも大切なことです。
でも、ちょっと待ってください!
その前に、あなたの心は動いていますか?
ここが、とても大切なんです。
LINEは「しなければ」から「したい」へ
交際中だからLINEを送る。
連絡が途切れないように、話題を探す。
そんなふうに、連絡すること自体が目的になっていませんか?
例えば、相手が話していたことを思い出して、
「そういえば、この前話していたお店に行きましたか?」
仕事が忙しいと言っていた相手に、
「今週は忙しいって言っていましたけど、落ち着きましたか?」
こんな何気ないLINEでもいいんです。
相手のことを思い出して、ちょっと連絡してみたくなる。
そんな気持ちが、二人の距離を縮めるきっかけになります。
質問するだけでなく、自分のことも話す
相手を知ろうとして、質問ばかりになっていませんか?
仕事は?
趣味は?
休日は何をしているの?
これでは、まるで面接のようになってしまうことも。
相手が「休日は家でゆっくりしています」と話したら、
「私も家でのんびりするのが好きです。最近は○○をして過ごしています」
と、自分のことも話してみましょう。
相手を知ることも大切ですが、自分を知ってもらうことも同じくらい大切。
お互いに少しずつ自分を見せていくことで、会話が自然に深まっていきます。
前に話したことを覚えておく
これ、意外と大切です!
以前、相手が「今度、○○に行くんです」と話していたら、
「そういえば、○○はどうでしたか?」
仕事が忙しいと言っていたなら、
「少し落ち着きましたか?」
と声をかけてみる。
自分が話したことを覚えてくれていると、嬉しいですよね。
「ちゃんと話を聞いてくれていたんだ」
そんな安心感が、信頼につながっていきます。
距離を縮めるために、特別なことをする必要はありません。
相手に関心を持ち、その関心を言葉や行動で伝えることが大切なんです。
デートは「会うこと」だけを目的にしない
交際しているから、とにかく会わなくちゃ!
そう思って、デートの回数を増やすことだけに意識が向いていませんか?
大切なのは、会った時間をどう過ごすかです。
「この前、○○がお好きだと言っていましたよね。今度、一緒に行きませんか?」
「次は私が気になっているお店に付き合ってもらえませんか?」
お互いの好みを出し合い、二人で行き先を決めてみる。
そして、デート中は相手の反応にも目を向けてみましょう。
楽しそうにしているかな?
自然に会話ができているかな?
自分も無理をせずに過ごせているかな?
ただ会うだけではなく、二人で楽しい時間を作ることが、次の「また会いたい」につながります。
少しだけ、踏み込んだ話をしてみる
いつまでも仕事や天気、食事の話だけでは、お互いのことを深く知るのは難しいものです。
いきなり結婚観を問い詰める必要はありません。
例えば、
「休日は二人で出かけたいタイプですか? それとも家でゆっくりしたいタイプですか?」
「疲れたときは、一人で過ごしたいですか? 誰かに話を聞いてほしいですか?」
こんな会話からでも、相手の価値観が見えてきます。
自分の考えも伝えてみることで、「感覚が合うな」「そういう考え方もあるんだ」と、お互いへの理解が深まります。
相手に合わせるばかりではなく、自分の気持ちや考えも少しずつ伝えていきましょう。
「また会いたい」は、言葉にして伝える
楽しい時間を過ごしても、何も伝えなければ相手にはわかりません。
「今日は楽しかったです。またお会いしたいです」
まずは、これだけでも十分です。
「○○さんと話していると、あっという間ですね」
「前より自然に話せるようになった気がします」
そんな一言もいいですね。
相手も同じように感じていたら、次に会うことがもっと楽しみになるかもしれません。
好意を伝えることは、恥ずかしいことでも、負けることでもありません。
自分から少し気持ちを見せることで、相手も安心して一歩踏み出せることがあります。
それでも距離が縮まらないときは?
LINEを工夫してみた。
自分から話題を振ってみた。
デートの提案もしてみた。
それなのに、なかなか距離が縮まらない…。
そんなときは、少し立ち止まって考えてみましょう。
まず、見てほしいのはお互いに歩み寄ろうとしているかどうかです。
例えば、
自分から連絡することが多いけれど、相手からも連絡が来るようになった。
最初は会話が続かなかったけれど、少しずつ自然に話せるようになった。
デートの提案は自分からでも、相手も楽しみにしてくれている。
以前より自分のことを話してくれるようになった。
こんな変化があるなら、ゆっくり関係が育っている途中なのかもしれません。
最初からお互いに同じ熱量とは限りませんし、気持ちが育つスピードも人それぞれです。
焦らず、もう少し相手を知る時間を持ってみてもいいと思います。
では、反対に、見直した方がいいのはどんなときでしょうか?
こちらから連絡しなければ、まったく連絡がない。
デートに誘っても、具体的な返事や代わりの日程の提案がない。
何度会っても会話が深まらず、相手を知りたいという気持ちも湧いてこない。
交際を続ける理由が「せっかく交際になったから」「断るのが申し訳ないから」だけになっている。
こうした状態が続くなら、一度立ち止まることも必要です。
もちろん、連絡が少ないから気持ちがない、という単純な話ではありません。仕事の忙しさや性格によって、表現の仕方は違います。
だからこそ、相手の行動だけで判断せず、実際に話し合ってみることも大切です。
「私はもう少しお互いのことを知っていきたいと思っているのですが、○○さんはどう感じていますか?」
そんなふうに聞いてみるのも、一つの方法です。
大切なのは、相手に合わせて頑張り続けることではなく、二人で関係を育てていけるかどうか。
自分だけが努力し続けていないか、そして自分自身も、この人をもっと知りたいと思っているのか。
その両方を見つめてみてくださいね。
カウンセラーからのメッセージ
距離を縮める方法は、一つではありません。
大切なのは、行動の回数だけを増やすことではなく、お互いを知ろうとすること。
そして、時々は自分の心にも問いかけてみてくださいね。
LINEしたくなる。
声が聞きたくなる。
会いたくなる。
あなたの心の声に、耳を傾けてみましょう。

