「子どもがほしい」──その気持ちは自然です。でも、現実から逆算して考える男性が増えています。
40代・50代で婚活をされている男性の多くが、
「結婚＝子どものいる家庭」
という価値観を長く持ち続けてこられました。
しかし最近、私は面談の中でこんな男性の声をよく耳にします。
✔子どもが成人する頃、自分は70歳近くになってしまうのでは？
✔今の時代は教育費が高い。ちゃんと教育してあげられるだろうか？
✔仕事を続ける妻に負担をかけたくない
✔若い女性を求めたい気持ちはあるが、自分にそのご縁があるか自信がない
✔40代女性でも妊娠は可能だけど、“必ず子どもを” と望むのは酷かもしれない
こうした不安が積み重なる中で、
「子ども中心の結婚」から「夫婦ふたりで寄り添う結婚」へ、価値観を見つめ直す男性が増えているのです。
事例：50代男性 Aさんの場合
Aさんは長い間、「いつかは子どもを」と考えていました。
ですが、婚活相談に来られた時、こう話してくれました。
「もし今の年齢から子育てを始めたら、子どもが20歳を迎える頃には私は70歳…。
体力も経済も、最後まで責任が持てるのか心配になったんです。」
そして、次のような悩みも口にされました。
◇子育て初期は妻に育児を任せることになる → 夫の収入だけで生活できるのか
◇若い女性を希望したいけれど、自分の年齢を考えると申し訳ない気がする
◇「芸能人は50代で子どもがいる」と言われても、自分は一般人だし…
悩んだ末、Aさんは静かにこう言いました。
「子どもを持つ時期は、もう過ぎたのかもしれない。でも、だから結婚を諦めたいわけじゃない。」
そこから彼は
“二人で人生を楽しみ、寄り添い合う結婚”
という新しい未来像を受け入れ、活動を続けられています。
カウンセラーの経験談
実は私自身、40〜50代男性と毎日のようにお話しする中で「子ども」についての価値観の揺れを何度も見てきました。
若い頃は「絶対に子どもがほしい」と言っていた男性が、
年齢を重ねていく中でふと立ち止まり、
「自分は家族のために、本当に最後まで責任が持てるのだろうか？」
と、真剣に自問自答される姿を何度も見てきました。
だからこそ私はいつもこうお伝えしています。
「子どもがいても、いなくても、幸せな結婚はできます。
大切なのは“誰と、どんな時間を積み重ねたいか”ということです。」
子どもを望む男性が、どんな女性を探せばいいのか？
現実的には、
40代後半〜50代男性が妊娠出産を希望する場合、対象となる女性の年齢はかなり限られます。
そのため、
★30代〜40代前半女性
★医療的に妊娠の可能性を確認している女性
★出産について前向きに考えている女性
★共働きで家庭を支えたい女性
こうした条件に合う女性とのご縁が重要になります。
ただし、これは“必ず子どもが欲しい”方の話。
相手の気持ちや体力、生活の現実などもきちんと向き合う必要があります。
夫婦ふたりで寄り添う未来の魅力
実は私は、
「夫婦二人で仲良く生きる結婚」
をされているご夫婦を何組も見てきました。
そして皆さん、声を揃えてこうおっしゃいます。
◎「毎日が穏やかで心が軽い」
◎「お互いを大切にする時間がたっぷりある」
◎「旅行や趣味など“二人の人生”を存分に楽しめる」
◎「無理に子どもを望まなかったことで、自然体でいられる」
子ども中心の家庭とは違う、
大人の2人だからこそつくれる“静かで豊かな幸福”
が確かに存在します。
カウンセラーからのメッセージ
どちらの選択も正しい。
大事なのは、
あなたの人生が納得できる形で、あなたらしい幸せを手に入れることです。
もし今、
「子どもを望むべきか、望まないべきか」
「自分の年齢で何が現実なのか」
そんな迷いがあるなら、一人で抱え込む必要はありません。
あなたが思い描く未来を、一緒に整理していきましょう。
婚活は、
「条件に合う相手を探す作業」ではなく、
“自分の人生の未来図を整えるプロセス”
でもあります。
あなたが望む幸せへ向けて、今日からまた一歩、歩き出せますように。
私はいつでもあなたの味方です。
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